承認プロセスは出来上がりましたが、このままではいつプロセスが動作すればよいかという条件がありません。いつ条件を評価して、どのアクションをプロセスが実行すればよいでしょうか。または条件に合致しない場合、プロセスはアクションをスキップし、次の実行条件を評価しなければなりません。Remember that the process executes only one action group. ターゲットとなるオブジェクトをプロセスに追加します。このオブジェクトはプロセスの条件が評価される場所となります。この例ではインストールしたカスタムオブジェクトである出張申請を評価します。新しいLightning プロセスビルダーでは、元となるオブジェクトと関連する・しないに関わらず、オブジェクトに対してアクションを実行することが可能です。アクションはオブジェクトが作成もしくは更新されたタイミングで実行可能ですが、このステップではまずどのオブジェクトにどういった条件でアクションを動作するかを定義します。
プロセス画面において オブジェクトを追加 をクリックします。.
AppExchangeパッケージからインストールされたものも含め、全ての標準及びカスタムオブジェクトが選択可能です。ここでは出張申請 オブジェクトを選択します。
全ての出張リクエストが適合するかどうかをテストしたいので、作成されるか編集されるかが行われた場合に条件をテストします:
チェックボックスには チェックを入れない
注意: こちらを選択した場合, プロセスは同様のレコードを同一のトランザクション内で5 回まで評価します。プロセス、ワークフロールール、フローなどの更新によって、レコードが同一トランザクション上で更新されることで再評価される可能性があるからです。 例えば、営業レビュープロセスには複数のステップがあり、承認、通知、およびフィールドの更新があるとします。これらの変更がプロセスの中や組織内の他のワークフロールールやフローで行われると可能性があります。プロセスビルダーに単一トランザクションでのレコードの再評価を許可すると、他のプロセスによる変更も含めた全ての変更を管理し評価することができます。
これでどこでプロセスが評価されるかを定義できましたが、いつ プロセスが実行されるかを定義する必要があります。True / False ベースの複数条件指定によって複数のアクションを作成できます。 このチュートリアルでは1つの条件で即時アクションを実行しますが、Lightningプロセスビルダーでは複数の異なる条件を定義しつつ、即時実行とスケジュール実行のアクションを定義することも可能です。
Trip_Request__c.Expected_Total_Cost__c
>= 50000これでいつ及びどこでこのプロセスが動作すべきかを定義できました。これでどんな処理を実行すべきかを定義することができるようになりました。