このモジュールでは、サンプルの注文データを含む外部のデータベースへ接続し、Salesforce内の外部オブジェクトで表示を行います。
外部データソースにはSalesforce外のシステムをソースとするデータへの接続設定をすることが可能です。 これはSAPやSharePoint,Jitterbitなどの既存の製品やサービス、またはodata4jなどのODataライブラリで作られた手製のシステムとの連携を可能にします。
Salesforce Developer Editionログインします
設定 をクリックします(右上隅)
開発 > 外部データソース を選択します(左ナビゲーション)
新規External Data Sources をクリックします
表示ラベルに 注文データベース を入力し、名前には OrderDB を入力します。
種別に Lightning Connect: OData 2.0 を選択します。
https://orderdb.herokuapp.com/orders.svc/
をURLに入力します。
他の設定はデフォルトのままで 保存 をクリックします。
これはシンプルな読み込み専用のデータベースで認証がない場合の設定となります。実際の外部システムは認証が必要となるケースがほとんどですが、Lightning コネクトでは全てのデータソースへのアクセスに同じセットを利用するか、ユーザ毎に異なる認証を行うかを選択することができます。オンラインヘルプの'Identity Type'により詳しい情報があります。
これで外部データソースの設定が完了し、Salesforce環境に任意のテーブル定義を読み込むことが可能になりました。
もしまだ前のステップにあるOrderDB外部データソースの設定が完了していない場合は、 開発 > External Data Sources をクリックして、OrderDB 外部データ・ソースを定義して下さい。
検証して同期 をクリックします
Lightning コネクトはサンプルのデータベースからOData2.0メタデータを使用して、有効なテーブルのリストを取得します。 こちらをクリック してメタデータXMLを確認できます。
Order 及び OrderDetails の両方を選択します。
同期 をクリックします。
もしまだ前のステップにあるOrderDB外部データソースの設定が完了していない場合は、 開発 > External Data Sources をクリックして、OrderDB 外部データ・ソースを定義して下さい。
外部オブジェクト を選択し Ordersをクリックします
Lightning コネクトは外部オブジェクトをOrderデータベースのメタデータから作成します。カスタムオブジェクトをよく知っていれば、外部オブジェクトは非常に近い使い勝手となっており、すぐに利用できます。Lightning コネクト によって外部オブジェクトにはカスタムオブジェクトと同様にカスタム項目が作成されます。カスタムオブジェクトと外部オブジェクトの主な違いは以下の通りです:
__c
の代わりに __x
を持ちます。設定 をクリックします。(右上隅)
作成 > タブ をクリックします。
カスタムオブジェクトタブ の横の 新規 をクリックします。
オブジェクトから Orders を選択します。
タブスタイル の横の虫眼鏡アイコンから好きなスタイルを選択します。
次へ をクリックします。
次へ をクリックして標準の表示設定を利用します。
タブを含めるの隣のチェックボックスをクリックし、全てのアプリの選択を外します。
External Orders の隣のチェックボックスを選択します。
保存 をクリックします。
もしアプリケーションメニュー (右上) がExternal Orders を表示していない場合は、アプリケーションメニューから選択します。
Orders タブを選択します。
Go! ボタンをクリックし、Allを選択します。
Lightning コネクトは最初の25個の注文レコードのIdを注文データベースより取得します。
1つのオーダーの外部IDの値をクリックします。
Lightning コネクトは選択したレコードの全ての項目の値を取得し表示します。
外部データはSaleforceにコピーされることは無いという点は重要です。Lightning コネクトは常に現在の外部データをリアルタイムに取得しに行きます。
これで外部データをSalesforceで表示できました。ここから既存のデータへ参照関係を作成してつなげていきましょう。